Mokapple Blog

英会話好きな薬剤師によるイラストブログ。

リクスー姿はおかしい!新卒1年目の私が思う、就活の問題点




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全身真っ黒じゃないとダメなの?

 

先日ふとつぶやいたこちらのツイートですが、ちょこちょこっと、リツイートしていただいているみたいなので、就活について思うことを書いてみます。

全身真っ黒のリクスー姿はおかしい

私は2015年に就職活動をしていました。

 

就活をする為に、まずリクルートスーツを一式そろえますよね。黒い鞄に黒い靴まで買って、頭も黒くします。

 

本当は真っ黒は嫌だったので、スーツ専門店の店員さんに、模様も入っていて、リクスー以外に使い道のあるスーツで就職活動できないか聞いてみたのですが、「就活は個性を消すもの」であるため、「皆と同じ、全身真っ黒のリクルートスーツ」を薦められました。

 

おかしくないですか?

 就活って、ある意味自分を売り込む活動ですよね。

相手に「自分」という人間を知ってもらわないと、その会社、仕事内容に適性があるか分からないと思います。

真っ白で無個性の新卒を採用して、企業色に染めるのであれば、就活は個性無いもん勝ちという考え方には賛同できますが…私はそんな社会で働くのはまっぴらごめんです。

リクルートスーツが不要だと思う理由

リクスー姿の社会人は見たことがない

社会人が同じような全身真っ黒な格好で仕事をしているなら、まだこれがTPOをわきまえた服装なんだ、と思えるかもしれませんが、私の知っている中で、社会人でこんな格好をして働いている人はいません。

 

皆、紺色、グレー、ストライプのスーツ、使いやすいかばん、と、ある程度個性を出しておしゃれに仕事しています。

 研修期間はまだ、リクスーを着ている人もいます。が、実際に仕事が始まると、むしろリクスーを着てくるな、と言われる部署もありました。

 

社会人になって新しくスーツやかばんを買う必要があるなら、就活の時点で自分が気に入ったスーツを選んで買って、それを着て面接に行けばいいのでは?

 

このスタイルをとることで、メリットはたくさんあると思います。

リクルートスーツ代が浮く

ただでさえ経済的にきつい就活です。
一着のスーツ、かばん代が浮くだけでも数万円の節約になりますよね。

 

社会人になってから、もう一度スーツを買いに行く時間も節約できます。

個性を出せる

"御社"に就職したら、私はこういうスタイルで働きます!っていうアピールができます。

就活の中でも特に面接は第一印象が大切、といいますが、服装はかなり重要な要因ですよね。

 

茶髪も主流になっている今、業種によっては多少の茶髪で面接もいいと思うのですが。

 

たとえ仕事では制服を着るような業種でも、「私はこういう人です」って自分の好きなスーツを着て面接にいくことは失礼でもなんでもないはずです。
それとも、新卒は全身真っ黒じゃないと失礼にあたるんでしょうか?

 

人事の人も、真っ黒くろすけ達の中から、盛りまくったエントリーシートだけを手掛かりに学生を見極めずにすむので、効率よく採用活動ができるのではないでしょうか。

今の就活スタイルがおかしい

薬学部出身の私は、学部の特性上、ほぼ全員が薬剤師として薬局や病院に就職することを視野に入れています。

 

私の通っていた、六年制の学部では五年次に「実務実習」というものがあり、そこで初めて社会に出て、約五か月現場で働きます。

 

実務実習はかなりきつかったので、もう二度とやりたくないですが、学生のうちに数か月にわたって、将来視野に入れている職業を経験させてもらえることはかなり大きな財産になりました。

 

もともと私は病院薬剤師希望だったのですが、実務実習で、薬剤師として働く以外の世界を知りたいと思い、一般企業に就職することにしました。

 

もし実習がなければ、「あ~、今の仕事向いてるとおもっていたけど、自分にはあわないぁ・・・」と思い、悩んでいたかもしれません。
就職してから、「思っていたのと違った」というギャップを感じて辞める人がいるように、話で聞くのと実際に働いてみるのとでは感じ方が違いますからね。

 

薬学生以外にも、こういう制度があってもいいのではないでしょうか。

 

学生うちに、一、二か月くらいの長期で興味のある企業で仕事を体験できるようなインターンシップ制度があれば、「せっかくこの企業に入ったのにこんなはずじゃなかった・・・」なんて思いをすることも減るのでは?

 

バイトでも社会経験はできるかもしれませんが、学生の多い世界でのバイトと、企業で社員として働くということは全く違った経験になると思います。

 

学生のうちから社会の真実を知っておけば、うわべだけの就職説明会にもだまされることなく、インターンシップ等でうまくいった会社と簡単な面接、学力テスト等をして就職するのが一番効率がいいと思います。

 

ただ、私は薬学部以外のことはあまり明るくないので、「これは違うよ!」といったことがあったら教えてくださいね。

学生から就活スタイルは変えれない

学生にとって就活とは、一生に一度の人生を左右するイベントです。

 

たとえ今の就活スタイルはおかしい、と思っている人がかなりいたとしても、彼ら自身からそのスタイルを変えていくことは難しいと思います。

 

なぜなら、既存のやり方にしたがっておけば間違いはないので、わざわざ悪目立ちするリスクを冒してまで就活スタイルを変える人はほぼいないはずだからです。

私もそうでした。前に倣えって感じで、いやいやながら黒いリクスーを全身にまとってえいました。

 

ですが、私は今の就活スタイルは変えていくべきだと思っています。

 

そして、それがしやすいのは採用側の人。

 

彼らが積極的に学生のためになるインターンシップ制度を作ったり、服装の規則をゆるめたりしなければ、この制度はなかなか変わっていかないでしょう。

 

新卒一年目で、つい二年前に就活をした者として、既存のやり方が変わることを願ってやみません。