Mokapple Blog

英会話好きな薬剤師によるイラストブログ。

4年制と6年制薬剤師について考えてみた




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薬剤師となるための薬学部が6年制となり、6年制薬剤師が世に出て早5年がたちます。


2016年卒である私は入学当初から、これからは6年制薬剤師の時代だ、薬剤師の活躍の場はどんどん広がっていくんだと言われ続けてきましたが、4年制薬剤師と6年制薬剤師ははっきりいって別物であると考えています。

 

 

6年制になった薬学部。プラス2年の意味とは?

4年制と6年制の大きい違いは、4年次のOSCEやCBTと、5年次の実務実習だと思いますが、
それ以前に明確な違いが両者にはあると思います。
 
例えば、あなたが高校生だったとして、将来入る大学を選ぶとき、4年間大学に在学するのと、6年間大学に在学するのはかなり大きな違いだと思いませんか?


一般的な大学生より2年も多く勉強しなければならないし、学費もバカにならないし、卒業も2年人より遅い。


20代の2年間って本当に貴重だと思います。
その2年間を勉強に費やす覚悟はありますか?
 
4年制薬学部卒の方も、もしかしたら4年間だから薬学部にしたけれど、6年間だったらあきらめた人も中に入るでしょう。
でも6年制の薬剤師はそうではありません。
最初から6年間学ぶ意志を持って入ってきています。
その時点で学生の意識の差がありますよね。
 
そんなことない、働くのが嫌だから2年先延ばしにしているだけだって人も中にはいるかもしれませんけどね。(私か) 
 

実務実習で感じた事

 私が特に4年制薬剤師との意識の差を感じたのは、実務実習先での出来事からです。
実務実習先の薬剤師の方々って、薬剤師になった時点で完結していたんですよね。
そこでもう満足してしまっているんです。
 
薬剤師の先生様だから偉くて、そこそこいいお給料ももらえて、それで大満足。


現状に満足することは悪いことではないかもしれませんが、
薬剤師に課せられた課題って、たくさんあると思うんですが。
 
薬剤師不要論って聞いたことあります?
お薬棚から出して患者さんに渡すだけの仕事だと思われているんですよ?
 
調剤した後のお薬をきちんと飲んでいる患者さんって全体の何割くらいなんでしょうかね。
お薬渡したらその後の責任は取らなくていいんでしょうか。
 
なんだかそこら辺を解決しよう、改善していこうっていう姿勢が全く見られない。
私だったら6年も勉強して現状維持で満足のお仕事なんてやりがいなくてつまらないですけどね。
 
もちろんそうでない薬剤師の方々もたくさんいらっしゃるとは思いますが、こういう人たちを数多く目の当たりにしてきました。
 

 

 

4年制と6年制薬剤師は別物であってほしい 

6年制卒業して、薬剤師になって思ったことは、4年制薬剤師との差別化ができていないってことです。

 

6年間学校で勉強して卒業した後、普通に薬局に就職して、先輩薬剤師から教わって、その通りに働く。
 
もちろん4年制薬剤師の方々も、長年現場で働いてきて活躍されている尊敬すべき先輩ですが、
彼らはOSCEも、CBTも受けてません。実務実習も5ヶ月もの長期間ではありません。
国家試験も、今ほど難しくはありません。
 
実務実習で得た経験で、薬剤師の仕事って思ってたより違うとか、課題いっぱいあるじゃんとか、色々感じたのですが、これは学生時代に学べた大きな財産だったなと思います。
 
6年制薬剤師の方には、今までのやり方をそのまま引き継ぐのではなくて、
何の為にあれだけ苦しんで勉強したのか、4年制時代を羨んだ気持ちを思い出しながら活躍していってほしいと思います。
 
私も6年間大学で学んだ意味を考えながら、薬剤師としての働き方を模索中です。