Mokapple Blog

英語学習、フルート、旅行についてのんびり描いたゆる絵日記です。

トロント留学で経験したLGBTコミュニティについて考えてみた




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カナダ、トロントでの短期留学を終え、帰国しましたmokaです。

ご存知も方も多いでしょうが、カナダはマルチカルチャーの国。
特に私の滞在していたトロントは、本当に色々な文化が混ざった、とても興味深い街でした。

 

今回はそんなトロントで、文化の違いや、LGBTコミュニティについて考えさせられたことを書いてみたいと思います。

トロントのCAMHに行った話

CAMHとは

The Centre for Addiction and Mental Health (CAMH) is Canada's largest mental health and addiction teaching hospital, as well as one of the world's leading research centres in its field.

(出典:CAMH: About CAMH 

訳してみると、「CAMHとは、カナダで最も大きいメンタルヘルスと依存症治療の病院であり、この分野における世界の先駆的な研究機関でもあります」といったところでしょうか。

依存症治療と、メンタルヘルスの施設の様です。

 

私がトロントに留学していた2017年5月頃ごろに、「Doors Open」といって、普段は入れないような施設を一般向けに開放するイベントがありました。

その1つに、この施設が含まれていたため、一応医療に携わる者として興味があったため、のぞいてみたわけです。

建物内を見学

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CAMHの施設に着き、受付を済ませると、15人くらいのグループに分けられ、案内人のお姉さんの後をついていきながら説明を聞きます。

もちろんネィティブの英語。
残念ながら、ほとんどわからなかったというのが正直なところです・・・。

 が、メンタルヘルスケアのために、建物内も明るく清潔に保っていたり、デザインを開放的にしたりと、とても工夫している様子は伝わってきました。

印象に残ったこと

英語での説明はほぼ右から左へと流れていってしまった状態でしたが、そんな中でも1つ、ものすごく印象に残ったことがあります。

それは、このトイレのマーク。

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カナダは、LGBTへの理解が進んでいることで知られていますが、それを始めて目の当たりにしたのがこの時でした。(LGBTとは:レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーといった、性的少数者の方を表す言葉です。)

私は右上のマークに驚いたのですが、本当に誰しもが気持ちよく使えそうなトイレですよね。
こんなマークは日本では見たことなかったです。

トロントの街中でもまだ、このマークは見ませんでしたが、この施設はLGBTの方々独自の抱えている問題を扱っていることもあり、率先してこういうデザインや、誰もが安心できる施設づくりを心掛けているように思えました。

これからこういうマークがどんどん広がっていけばいいな、と思います。

プライドパレードに参加してみて

カナダではプライドパレードと言って、LGBTコミュニティの多様性をお祝いし、人権尊重を訴えるイベントがあります。(実際はLGBTよりもっと定義の広いLGBTTIQQ2SA+ という言葉を使っているようです)

 

トロントのプライドパレードは規模も大きく、ダウンタウンの道路を貸切って行われ、カナダのジャスティン・トルドー首相も登場しました。

実際参加してみて、LGBTコミュニティのシンボルでもあるレインボーカラーのグッズをたくさんもらったり、LGBTの方々がパレードに参加している様子を見ることができて、とてもいい経験になりました。

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私は4、5時間におよぶパレードにぶっ通しで参加して、疲れてすぐ帰ってしまったのですが、今思うとパレードの後こそがその場にいておくべきでした・・・。

なぜなら、パレードに出ていた人たちが、解散後も写真撮影に応じてくれたり、その場を歩いたりしていて、一緒に話せる機会がたくさんあったからです。

多様性に触れる機会が多かった

トロントでは、多様性を受け入れ、尊重する文化が根付いていると思いました。
3ヶ月の短期留学でしたが、それでもこの多文化社会に多く触れることができたと思っています。

実際にゲイの友達もできましたし、「あ、彼は今週は彼氏とデートだよ」という会話もナチュラルに行われていました。
が、一方で社会全体がLGBTフレンドリーであっても、家族や親戚などの周囲の理解を得られなくて悩んでいる、という話も聞いたりしました。

 

トロントでは「人と違う」ということが受け入れられ、個性を尊重して生きていける社会だと感じています。
教会での集まりであっても、他宗教の文化を尊重していたし、ゲイやレズビアンの方が手をつないで楽しそうにデートしている風景も日常に溶け込んでいる。

周りと違うことが嘲笑の対象にはなりません。だってみんな違うから。

 

私は子供の頃、ちょっと周りとは違う趣味を持っていましたが、学校の先生にはいつも、「みんなと同じことをして遊びなさい」「あなただけこういう扱いはできない」と言われた記憶が根強く残っているので、違いを認めてもらえる社会は居心地が良いです。

 

文化や人種の違いで、私たちは数多くの問題を抱えていますが、私はこのトロントのような、お互いの違いをを受け入れ、尊重する多文化社会こそが、私たちの目指す先だと思っています。

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