Mokapple Blog

トロント留学中!英会話好きな薬剤師によるイラストブログ。

【青春漫画】青空エールに隠された日本社会の闇を読み取ってみた




 




mokaです。

最近青空エールという漫画が実写映画化されました。
映画は見ていないのですが、私は青空エールは一巻発売当時から好きで、漫画は全巻持っています。

高校1年生の女の子が、初心者ながらも名門吹奏楽部に入り、コンクールで金賞をめざすお話です。

しかし、最近読み返して、青空エールには日本社会の闇が隠されているな•••と思うようになりました。

誤解しないで頂きたいのですが、青空エールはすごく好きな漫画ですよ!

先輩に絶対服従という過度な上下関係

部活の上下関係って、厳しいところは本当に厳しいですよね・・。

5巻で主人公翼の先輩でもある森先輩が腱鞘炎で練習に参加できず部活を辞めかけたとき、翼は先輩に戻るよう説得を試みますが、
パートリーダーの春日先輩は、何もするなと翼に言います。

しかし、それでも翼は自分の考えを曲げず、森先輩は説得して戻ってきてもらうべきだと春日先輩に伝えます。

が、上の学年の言うことに逆らうことは、漫画では御法度のように書かれています。

確かに、自分が部活をやっていた時のことを考えると、先輩に逆らうのは厳禁だったのですが、

それっておかしくないですか???

いやいくら年上とはいえたかが2,3年ですし、言ってることが間違っていることだってあるでしょう。
先輩に「私はこうだと思うんですけど」って後輩が意見したら生意気だとか思われて目をつけられるんでしょうけど・・・

年下だから、立場が下だから自分の意見も言えないなんていうのは、よくよく考えると恐ろしいことですよね。

よく学校は社会の縮図だとか言いますが、この考えのまま大人になってしまったら何が起こるでしょう・・・。
社会人になって思いますが、たとえ上の考えが間違ってもそれを下が黙って受け入れなければならないとしたら、日本社会はいつかつぶれます。

休みなしの部活

翼が所属する吹奏楽部はお盆や正月以外ほぼ休みのない、かなり厳しめの部活です。

最近ちらほらニュースでも話題に上がっていますが、平日も遅くまで部活、土日も部活って、先生はいつ休むんですか?って感じですよね。

私自身中学、高校では吹奏楽部に所属していました。当時は土日の練習は全く疑問に感じなかったのですが、いざ働く側からすると土日も部活に駆り出されるのは異常です。
しかも当時の顧問は全く吹奏楽に精通していない人だったので、かなり苦労したと思います。

後から精神を病んで退職されたと伺いました。

先生は授業や生徒の成績・クラスの管理に時間を割くべきであって、部活動はその道に詳しい外部の人に委託してもいいと思います。
おたがいにとっても。

青空エールは日本を代表する青春漫画

色々書いてきましたが、私、青空エールは好きな漫画です。(大切なことなので2度言いました。)

翼のトランペットへの一途さ、野球部の大介くんとの恋の進展、あまずっぱくて若くて本当に青春だなーと感じます。
自分が高校生の時は1ミリも青春なんて感じなかったけどなぁ・・・。

これだけ高校生活が部活にしばられてしまうと世界が「高校だけ」で狭くなってしまいますよね。
高校時代って、高校以外の外部の人と交流する機会がほとんどなかったので、部活は学校外のサークル等に入って、世代の違う人たちと気軽に交流できる場も必要ではないかな、と思いました。

色々な意味で、青空エールは日本の部活はこうだ!っていうのを代表する漫画なのではないかな、と思います。