Mokapple Blog

トロント留学中!英会話好きな薬剤師によるイラストブログ。

【映画】アリスのままで (原題Still Alice)感想




 

mokaです。今年のお正月は比較的にゆっくりできたので、Netflixでドラマだったりアニメだったりをちまちま見ていました。

 

その中で、おすすめの映画があったので、ご紹介します。 日本では2015年に公開された、"アリスのままで"という映画です。

広告

若年性アルツハイマーと闘う女性の物語

言語学者のアリス・ハウランドは、医師である夫ジョンと3人の子どもと充実した人生を送っていた。しかし、ある日からアリスには、単語が出てこなくなる、道に迷うなどの症状が出現し始めた。アリスは医師から若年性アルツハイマー病と診断される。アリスと家族の苦悩が始まった。

アリスのままで - Wikipedia


映画『アリスのままで』予告編

 50代の若さでアルツハイマーと診断されてしまったアリス。

それから彼女の人生は一変してしまいます。

また、彼女のアルツハイマーが遺伝性のものであることを知り、子供たちも自身の運命と向き合っていきます。  

 

アルツハイマーは治らない

現在アルツハイマーを治す方法はありません。

今実際に使われている薬はすべて、対処療法です。病気の原因も、βアミロイドタンパクの蓄積が関係していると考えられてはいるようですが、まだはっきりとわかってはいないようです。

 

若年性アルツハイマーと診断されたアリスは、自らの病状が進んでしまった時の為に、ビデオメッセージを残します。果たして彼女は未来の自分に何を伝えるのでしょうか?

 

治療法がなくて病気が進行していくのを見るしか無いなんて、もどかしくてやるせないです。

 

治ることのない病気である以上、病気を乗り越えてハッピーエンドのラストはありません。映画を通してアルツハイマーになってしまった患者さんの生き方、周りの家族への影響や行動を見守っていくことで、アルツハイマーという病気について考えさせられる映画です。

ちなみに私は原作の本(英語版)をちまちま読んでいますが、本ではアリスの心の中の描写が書かれているので、病状が進んでいくにつれて本人が何をどのように感じているのかがより細かく伝わってきます。

【医療従事者向け】認知症、アルツハイマーの治療薬について

※軽いネタバレを含みます。

 

薬学生向けになりますが、認知症や薬は下記サイトからチェックできます。わかりやすくておすすめのサイトなので、薬を勉強している人は、ぜひ! 私もよく学生時代にお世話になっていたサイトです。

認知症と治療薬 

 

治療薬は、ドネペジルがやっぱり今は1番使われているのかな〜。薬学生の皆さん、作用機序、(受容体、阻害する酵素など)覚えてますか?

 アリセプト(ドネペジル)の作用機序:アルツハイマー型認知症治療薬

 

因みにアリスが用意した睡眠薬はフルニトラゼパムです。ベンゾジアゼピン系のお薬ですね。

ロヒプノール、サイレース(フルニトラゼパム)の作用機序:睡眠薬